カテゴリ:写真生活( 51 )

ずいぶんこのブログの更新をサボっているうちに、季節が飛ぶように過ぎた。
おそらく、今年の写真活動の一番のイベントとなったと思われる出来事を一つ書いておく。

7月のはじめに2度目のアルルへ行った。
一昨年行った時は、もう当分訪れることはできないだろうと思っての旅だったが、まさか2年後に訪ねることになるとは。それも、アルルの街中での展示に参加できるという思ってもみない幸運で。

これも全て、昨年11月のパリでの展示同様、屋久島のご縁があってのこと。
大感謝だ。

展示については、アメリカのWeb magazineに、とても素敵な文章とともに紹介された。

OIC Moment

遠い異国の地でも、私の写真を「すごく良い」「とっても好き」と言ってくれる人たちに出会えた。
そのことが何よりの収穫。
写真を続けてきてよかった。そして、これからも自分の撮りたいものを、撮り続けようと思う。

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by cactusflower | 2016-09-25 14:00 | 写真生活
なんと、私の写真がパリで展示されているらしいのです!

ことの発端は、10月末に「第1回屋久島国際写真祭」のフォトレビューに参加したことでした。
この写真祭については、招待作家として参加された、渡部さとる師匠のブログにありますので、ご興味ある方は読んでみてください。このあたりからです。

で、今パリで行われているParis Photoの関連イベント、"What's Up PhotoDoc" というところで展示されているらしいので、もし今パリにいらっしゃる方はぜひ覗いてみてください。

いやはや、まさかこんな展開になるとは思っていませんでした。
「1回目に行ったらぜったいおもしろいよ~!」という師匠の言葉どおりでした。

でも嬉しさと同時に、「コラコラ、いつまでも4年前の写真使いまわしてるんじゃないよ~~!」と自分に渇を入れたりもしています。いや、ほんと、新作作らないとね~

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by cactusflower | 2015-11-14 01:03 | 写真生活
調べ物の資料に買った、ソフィ・カルの写真集 Double Game が期待以上に素敵だったので、ご紹介。

ソフィ・カル(Sophie calle 1953- )は、フランスの現代美術家。
かなりぶっ飛んだひとのようで、詳しくはこちらに。 → Naver まとめ

作家のポール・オースター(Paul Auster 1947- )が、『リヴァイアサン』という小説の中で、ソフィをモデルにした人物を登場させた。このDouble Gameはそれに答えた形の作品になっている。
彼女の初期のプロジェクト、ベネチアまで追っかけした『ベネチア組曲』や、探偵に自分をつけさせた
『The Shadow』も含まれている。お得感満載。

ご興味ある方にはお貸ししますよ。 

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by cactusflower | 2015-07-04 13:45 | 写真生活
実家の押し入れ天袋から、古いカメラを発見した。
詳しい人に聞くと、ミノルタのユニオマットという1961年発売のものだという。
なんと50年以上前のカメラだ。

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古いアルバムにある幼いころの私の写真は、おそらくこれで撮ったものなのだろう。

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カメラは皮のケースに収納されていて、錆びやカビにやられることなくきれいなままだった。
(皮のケースは傷みが激しく、あえなく崩壊した。)

露出計は働かなくなっているが、レバーを回してシャッターを切ることはできる。

試しに、棚の隅っこにほったらかしになっていたフィルム(Fuji Vinus400)を入れて撮ってみた。

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期限切れフィルムなので色味が悪いせいかもしれないが、今日撮った写真なのになんだかレトロだ。

次は、モノクロを詰めてみようかと思う。
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by cactusflower | 2014-06-01 22:38 | 写真生活
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写真家の野村佐紀子さんと、テートモダンの写真部門キューレーター サイモン・ベーカー氏のトークショーに行った。

野村さんは私が非常に気になっている作家のひとり。
そして、テートで昨年のウィリアム・クライン&森山大道の展示をキューレーションしたベーカー氏。
興味深い話がたくさん聞けた。

一番印象に残ったのは、写真集のセレクトについて語った野村さんの言葉。

ヌード、花、風景、どれも同じ重さで見せたい。
物語にならないように気をつける。なるべく写真らしくしたいから。
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by cactusflower | 2014-04-22 23:22 | 写真生活
例年にない寒さだった冬が終わり、東京では例年にない早さでソメイヨシノノの開花宣言。
風がビュービュー吹き荒れて、春がやってきた。

秋から冬にかけて撮った写真をセレクトして、まとめたいと思っている。
最近は「無常感」みたいなものをしみじみ感じているので、そんな気分でセレクトしている。

昨日は講評講座で写真を見てもらった。
が、皆さんの口から出てきた言葉は、

暗い、黒い、
さみしい
やるせない
憂愁
メランコリー
諦観

って、なんか私の人生、枯れちゃってるみたいな・・・!?
(あ、ちなみに写真はカラーです。)

無常感は感じているけど、けして絶望はしていないしなぁ。
もう少し希望を見出せるような写真も入れようかしら?
春の写真を撮って足したら、少しは希望が見えてくるかな?

などと、考える。

だけど私の事だから、春の写真も結局黒く焼いてしまうかも・・・!

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by cactusflower | 2013-03-19 00:54 | 写真生活
小林紀晴の『メモワール―写真家・古屋誠一との二〇年』を読んだ。

『アジアン・ジャパニーズ』以来のファンとしては、彼のこの20年の軌跡を思って感慨深い。
そして自分の20年にも思いをはせる。。。

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by cactusflower | 2013-02-25 00:26 | 写真生活
この土曜日はなんとか時間がとれたので、久しぶりに写真展巡りをした。

・イジス写真展~パリに見た夢  @日本橋三越本店
同じパリのスナップでも、ブレッソンやドアノーとは違って何か素朴さを感じさせる写真。
パリやロンドンにも好きな写真がいろいろあったけど、1950年代のイスラエルの人々を撮った写真が私には新鮮で印象的だった。また、廃墟の庭を夢の世界に例えるというのも、なかなかツボだった。

・ヘルムート・ニュートン プライベートプロパティー @ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アート
オリジナルプリントということで、へぇ~~、という感じで眺めたが、写真としてはあんまり好みではないかも・・・

・小林紀晴 写真展 遠くから来た舟  @キャノンギャラリーS 品川
日本各地の祭りや聖地を撮り歩いた写真展。かなりおどろおどろしい。
一枚で強い訴求力がある写真と、静かで一見何を撮ったのか分からない写真と、それらを交互にならべながら何か一つのストーリーを表しているような展示。まるで写真集を観ているよう。
展示されている写真にはキャプションは無く、ただ番号が付けられている。そしてその番号に対応する文章が書かれた冊子を入口で渡された。
しかし、会場の照明がおとされていて暗いので、そのなかで細かい文字の冊子を読むのって中高年にはちょっときつい。なるべく明るめのスポットライトの当たっているところに行って必死で読んだけど。
後でこの冊子だけもう一度読んでみると、これだけで独立した一編の読み物のよう。
文章にもこだわっている紀晴さんらしい。ファンとしては、これが写真集になればいいのにと思う。

・横内香子 かずさ  @神楽坂アユミギャラリー
2年前に都心から房総へと転居した横内さん。現在の住まいの周辺で撮りためた写真の展示。
以前にボクサーの写真を撮っていた人と思うとずいぶん写真が変わったように感じるが、常に自分の周りの物を撮るというスタイルは変わらないとのこと。(ボクシングも、自らがジムに所属する彼女には日常だったらしい)
身の回りの風景をじっくりと眺める、静かで穏やかな暮らしぶりがうかがえる。


素敵な写真をじっくりと眺めつつ、久しぶりに自分も撮ろうと一眼レフを持ち出したのだが、何と故障していた!
三越を出たところで気付いて、思わずFacebookでつぶやいたところ、写真仲間の優しいお兄様方から間髪いれずにいろいろなアドバイスをいただき、その日のうちに某カメラ屋さんで修理依頼も完了。
すばらしいネットワーク! アドバイスを下さった皆さんにただただ感謝です!!

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by cactusflower | 2012-10-15 00:17 | 写真生活
気まぐれに、コンパクトカメラにポジフィルムを入れて撮ったのは、数週間前のこと。
何年もほったらかしにしていたフィルムだが、現像してみると何とか写っている。
とはいえ奇妙な色合いなのは、フィルムの劣化か、スキャンの粗雑さか。

秋めいてきた今眺めてみると、この色合いが少しおぼろげになった夏の記憶を
うまく表現しているのではないか、などと、無理やりこじつけてみる。

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CONTAX Tvs + Fuji Velvia 100F
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by cactusflower | 2012-09-26 22:59 | 写真生活
日曜日、市ヶ谷の暗室でモノクロをプリントした。
この日は利用者が少なかったせいか、片付けて帰ろうとすると白岡さんが声をかけてくださり、久しぶりに写真を見ていただくことに。。。
そして「写真が変わった。良くなった。」と、嬉しい言葉いただいた。

しかし問題はその後。
「あとはこの写真にタイトルをつけてみよう。」と宿題を出される。

講評講座で、白岡さんはいつも「あなたは写真で何をやりたいのですか? 何を見せたいのですか?」と問いかける。
何年も通っているのに、いまだにこの問いに明快な答えを出せないでいる。
そして去年の9月、ルデコ地下でのグループ展の時にも、さとる師匠から同じような質問を受け、まったく答えられずに落ち込んだ。

ずっと考え続けているのだ。ずっと言葉を探している。
けれど言葉ばかり考えすぎると写真が撮れなくなる。。。とにかく撮って考えよう。。。
この繰り返し。

雰囲気やら気配やらで誤魔化すことは簡単だけれど、核心をズバッと言い表すことは本当に難しい。
大げさにいえば、自分を語ること。それは私の一番苦手なことだ。

それにしても、誰かに強制されているわけでもないのに、その苦手なことをあれこれ悩みながら、なぜ私はやっているのだろう?
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by cactusflower | 2012-03-20 00:16 | 写真生活