冬に映える赤

キューガーデンズの翌日は、コッツウォルズ地方を訪ねた。
イングランド中心部の丘陵地帯に、小さな村が点在している地域。交通機関があまり発達しなかったので開発の波から取り残されていたらしく、今も昔ならではの風情を残している。
ライムストーンという特産の石を積み上げた、古い家並みが残っている。

昨日までの晴天と打って変わって、この日は深い霧に包まれていて、とても幻想的な風景が広がっていた。
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ところで、ロンドンの市内やガーデン、そしてこのコッツウォルズでよく見かけたのが、赤い実をつけた樹木。晩秋で色のある花など無いこの季節に、真っ赤な実はとても良いアクセントになっていた。
日本でも冬の庭にはナンテン、千両(万両?)などの赤い実がよくつかわれるが、イギリスのそれはもっと真紅に近い赤だったように思う。もしかしたら東京と比べたら寒い気候のせいだろうか。
そして、時には3~4メートルはあろうかという大木にギッシリと赤い実が付いていて驚いた。

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一番印象的だったのが、ブロードウェイという村で見たこの家。
小さな庭で他に目立った植物は無い。けれど真っ赤に実をつけた木が、とてもインパクトのあるシンボルツリーとなっていた。この地方独特のライムストーンの家との相性も素晴らしい。
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おそらくは計算しつくされたこの植栽。イギリスの園芸の真髄を観たような気がした。
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by cactusflower | 2011-12-05 22:57 |