久しぶりにカラープリント

イーストマン・コダック社がいよいよ危ないらしい。
私は現在、コダック製のフィルムと現像液を使っているが、それもやがては手に入らなくなるのか?
そう思っても、ここでオタオタしてもどうにもならないし、もう「なるようにしかならないよ」ともはや達観している今日この頃。

私が暗室ワークをするようになったのは、まだここ3年ほどのことだ。その間にも、さまざまな製品が製造中止になって消えていった。何年も、いや何十年もアナログを楽しんできた先輩方は、もっともっとそういう経験を繰り返しているのだろう。

そうは言っても、まだ世の中からすべてのアナログ用製品が消え去ったわけではない。
コダック以外にもフィルムや現像液を作っているメーカーはいくつかはある。使えるものがあるうちは、できる範囲で楽しんでいけばいい。

考えようによっては、もはや終焉が近いかもしれないアナログ写真の楽しみを今こうして経験できているのは、むしろ幸せと言えるのかもしれない。

ところで、そういえば家にまだコダックのカラー印画紙が一箱弱残っていることを思い出した。もう2年くらい前に製造中止になってしまって今は手に入らないもの。せっかくだから久しぶりに使ってみようと思い立った。
新たにプリントして、去年の三人展で展示した12枚に追加していこうと。

しかし、最近はモノクロばかりでカラーフィルムでは撮っていない。いったい何を焼こうか?
以前のネガから発掘できないかと見返したが、去年の展示に加えるとなると結構難しい。そもそも、展示前にネガの総ざらいはすでにやっていたのだった。
幸い、撮ったものの焼いていなかったフィルムがが2本だけあった。この2本を中心に、以前のネガの焼き直しを少々。

今日はいつもの市ヶ谷の暗室が取れなかったので、久しぶりに新宿の暗室に行った。久しぶりの暗室で久しぶりのカラー。手順を思いだすのに少し時間がかかった。
ベタとりの色合わせから始めたので、6時間近くの作業でプリントできたのは5カットほど。そのうち気に入ったのは2カットだけ。

けれど、別に提出期限があるわけではない。まだ印画紙は20~30枚残っている。フィルムもまだ在庫している。
のんびり撮って、気が向いたときにプリントすればいい。残された時間をじっくりと楽しんでいこうと思う。

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by cactusflower | 2012-01-08 23:37 | 写真生活