キーワードは"自己愛"

横浜そごう美術館に「四谷シモンSIMONDOLL」を観に行った。

人形はけっこう好き。
シモン氏の人形のちょっと妖しく怖い感じが好き。

展示では氏の初期の作品からほぼ年代別に並べられた構成。
そして親交があり影響を受けた人たちとのエピソードも紹介されていた。

澁澤龍彦、金子國義、唐十郎…
きっと熱い時代を過ごしたのだろう。

シモン氏は15歳で人形作家になろうと決意。
以来ずっと人形とともに生きてきたのだという。

状況劇場で女形を演じていた頃の人形は、エロティックで扇情的。
なんだかギラギラしていて若さを感じる。

宗教に傾倒していたという40代のキリストや天使の作品は、苦痛の中で救いを求めていた心情がよく現れていた。
今日観た中では、この箱に入った天使の作品が最も印象的だった。

そして最後に飾られていた最新作という少女の人形は、とても美しく穏やかな表情。
瑞々しい薔薇色の頬をしていて、なんだかほっとした気持ちになり会場を後にした。

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写真は、唯一撮影を許されていた、氏のアトリエを再現したという一角。
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by cactusflower | 2014-06-08 22:33 | 展覧会